本記事では、国際コーチング連盟(ICF)や、国際コーチング連盟が発行するICF認定資格の取得要件や流れについて、2025年時点の最新情報を踏まえながら、ICF国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチが詳しく解説しています。プロコーチとして活躍したい方、コーチングの学びを深めた先にどのような資格が取得できるのか知りたい方、すでに資格取得を目指している方も、ぜひご覧ください。また、アカデミックにコーチングの学びを深めたい方は、ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジがおすすめです。ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジの所定のプログラムを修了し、要件を満たすことで、ICF認定資格取得を目指せます。1. 国際コーチング連盟(ICF)について国際コーチング連盟(ICF: international Coaching Federation)は、プロコーチの育成とコーチングの品質向上を目的として設立された非営利団体です。1995年の設立以来、拡大を続けており、現在では158の国と地域に60,000人以上(2024年12月時点)の会員を抱える世界最大級のコーチング団体として知られています*1。また、ICFは99の国と地域に、141の支部を所有しており、日本では、非営利型一般社団法人 国際コーチング連盟日本支部(以下 ICFジャパン)が、国内唯一のICF公認支部として活動しています*2。2. 国際コーチング連盟認定資格とはコーチ資格は、日本においてはまだ国家資格として認定されている資格ではなく、いわゆる民間資格です。国内だけでも様々なコーチ資格が存在しますが、日本国内でも、グローバル目線で見ても、中でも最も信頼性と権威が高いのがICFの認定コーチ資格でしょう。ICFは厳格な倫理規定と資格認定制度を通じ、一定の基準を満たしたコーチに対して資格を付与しています。具体的には、以下の3つの資格が設けられ、コーチングの知識と技能の教育を受けて体系的に習得したプロコーチのみが資格を取得できます。・アソシエイト認定コーチ(ACC)・プロフェッショナル認定コーチ(PCC)・マスター認定コーチ(MCC)ACC、PCC、MCCの順にコーチとして求められる要件や、必要なコーチング経験時間数も増えるため、MCCが最も取得難易度が高いといえます。ICFの認定資格は国際的に評価が高く、プロコーチとしての信頼性を高める重要な要素です。実際に、世界消費者意識調査(ICFグローバル顧客意識調査:2022年実施)によると、85%のコーチングクライアントが、コーチが認定資格を保有していることを、「重要または非常に重要である」と回答しています*3。この調査からも、ICF認定資格を取得すると、クライアントに与える信頼性が高く、よりプロフェッショナルコーチとしてのスキルや能力を証明し、アピールできることがわかります。1. 世界と日本のICF資格取得者数についてICFによると、2024年12月時点で、世界158の国と地域で、計55,216人がICFの認定コーチ資格を所有しています。また、資格の内訳としては、ACC取得者が28,041人、PCC取得者が24,713人、MCC取得者が2,462人となっています*4。約半数の資格保有者がACC資格所有者であることがわかります。また、日本人のICF認定コーチ資格取得者は、ACC取得者が594名、PCC取得者が516名、MCC取得者が69名となっています(2024年2月)*5。3. ICF国際コーチング資格の取得流れについて国際コーチング連盟(ICF)認定資格を取得するまでの流れは、各資格によって経験時間や求められる実績等が異なります。ここでは、認定資格のために必要なステップを詳しく見ていきましょう。1. 所定のコーチングトレーニングを受講するICF認定資格を取得するためには、まず指定された時間数のトレーニングを受ける必要があります。それぞれの資格に必要な学習時間は以下の通りです*6。たとえば、ACC資格を目指す場合、60時間以上のICF認定コーチングトレーニングを通じて、コーチングの基礎知識や実践スキルを履修する必要があります。この段階では、主に座学や実践体験を通じて、コーチングにおける基本的な知識理論や手法を身につけることが求められます。一般的にはACC資格で十分な国際資格として信頼を得られますが、PCC資格まで取得すると、かなり上級の力量を持つプロフェッショナルコーチとしての高い信頼を得られるでしょう。PCC資格を目指す場合は、125時間以上のコーチングトレーニングの履修が求められます。さらに上級の理論や具体的なケース体験を通じながら、プロコーチとしての専門的な能力を開発していきます。ICF認定コーチングスクールであるラッセルウェルビーイングコーチングカレッジでは、ACCとPCC資格取得に必要な要件を満たすウェルビーイングコーチングプログラムを提供しています。講義はすべてオンライン形式、また、忙しい方にも学びやすいようイーラーニングも併用し、柔軟に学べる学習環境です。特に、単なるコーチングスキルだけに焦点を当てているだけでなく、自分と他者を尊重・信頼し、真の対人支援によるウェルビーイングを目指している点が大きな特徴です。個人に限らず、組織やマネジメント、人間関係、教育や医療など幅広い場面で活用できる手法である点も、ウェルビーイングコーチングプログラムの特徴です。2. コーチング実務経験を積む上記のコーチングトレーニング教育に修了に加えて、実際のクライアントを対象にコーチングを行い、一定時間の実践経験を積む必要があります。それぞれの資格に必要な実践経験時間と詳細条件は以下の通りです*7。一番少ないACCのコーチング経験時間数でも100時間以上の経験が求められるため、資格取得を目指している方は、コーチングの経験を確実に重ねていけるようにスケジュールを組むことが大切です。ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジでは、コーチング経験を積むためのセッションやクライアントを見つけるための支援も提供しています。これにより、初心者でも、忙しい人でも、安心してコーチング実践経験を積むことが可能です。また、当カレッジの所定プログラムを修了後、ICF認定資格を取得したい場合は、申請の前に、当カレッジの認定試験に合格することが必要です。くわしくは資格についてのページをご覧ください。なお、当カレッジの認定試験は、ICF国際コーチング連盟のACC、PCC資格審査の実技試験を兼ねており、日本語で試験の審査を受けることができます。国際資格を目指す方にとっての大きなチャンスの場が開かれています。3. メンターコーチングを受けるICF認定資格を取得するためには、上記の要件に加えて、メンターコーチングを受ける必要があります。メンターコーチングとは、コーチングスキルを向上・維持するために、メンターコーチから受けるコーチングのことです。3か月以上の期間にわたり、10時間以上のメンターコーチングを受ける必要があります。この10時間は、3時間が1対1の個別セッション、7時間が1対1またはグループセッションでなければなりません。また、メンターコーチとして認められるためには、ICFが定めたメンターコーチの基準を満たす必要があります。各資格ごとのメンターコーチングの要件は以下の通りです。・ACC:PCCまたはMCC資格保有者、もしくはACC資格を1度以上更新している者・PCC:PCCまたはMCC資格保有者・MCC:MCC資格保有者*ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジでは、シン・コーチング・クリニックの所定回数を受講することで、グループメンターコーチングを受講することができます。また、ACC資格、PCC資格のいずれについても、個別メンターコーチ資格を満たすメンターコーチングも提供しているため、当スクール内で、メンターコーチングの要件を満たすことができます。4. 認定資格試験を受験するコーチングの学習や実践を積み、メンターコーチングまでの条件をすべてクリアすると、いよいよICF国際コーチング連盟への資格申請が可能となります。申請によって、ICF国際コーチング連盟から、ICF独自の認定オンライン試験(ICF Credentialing Exam)資格が付与されます。この試験に合格することで、晴れてICF認定国際資格を取得できます。このオンライン試験では、以下の内容が問われます。- ICF基準のコーチングに関する基礎知識- ICFコア・コンピテンシー(中核スキル)の正しい理解- 倫理基準の適切な適用試験はオンラインまたは日本各地のテストセンターでの受験が可能で、選択式の問題が出題されます。合格不合格の結果はその場で判断されます。不合格の場合は再受験が可能です。4. コーチング資格を取得すべき背景1. 日本におけるコーチングの認知の高まり近年、日本においてコーチングの認知度が高まっています。かつては一部の経営者や一定のリーダー層に限られていたコーチングの活用が、企業研修や教育現場、部下との対話、1on1ミーティング、さらには個人のキャリア形成やウェルビーイングのための自己成長の手段として広く浸透しつつあります。2015年には約50億円と推定されていた市場規模が、2019年には約300億円にまで拡大していることからも、その大きな成長が伺えます*9。2. ビジネス分野でのコーチング導入が進んでいる日本でのコーチング認知向上を受けて、ビジネス分野におけるコーチングの導入が急速に進んでいます。大手企業から中小企業まで、管理職研修やリーダー育成プログラムの一環としてコーチングを活用するケースが増えています。企業がコーチングを導入する背景には、従業員のエンゲージメント向上や組織の生産性向上といった目的があります。人的資本経営が叫ばれるいま、人材の価値をいかに高めるか、人が持っている潜在的な力をいかに発揮してもらうか、組織の大きな課題でもあり、それに対する有効な対応方法としてコーチングの導入が進んでいるのです。実際に、リクルートマネジメントソリューションズの「2024年 コーチング力向上施策に関する実態調査」において、自社の管理職向けにコーチング力向上の施策を導入しているかどうかを聞いたところ、約7割の企業が導入していると回答しており、コーチングがマネジャーの必須スキルとして認知されつつあることが読み取れます*10。コーチングは、チームのパフォーマンスを最大化する手法としても有効です。1on1ミーティングやメンタリングの場面でもコーチング手法が活用されるようになり、今では、優れたマネジメントにはコーチングの資質が必須とも言える時代が来ています。さらに、キャリア選択の幅が広がっている背景のもと、ビジネスパーソンの自己成長やキャリア開発の手段としても注目されており、社内外でのコーチング研修の需要が拡大しています。これにより、ビジネスにおけるコーチングの重要性は今後も高まると予想されています。3. 人生100年時代において複数スキルを所有する重要性人生100年時代を迎え、長いキャリアを見据えたスキルの習得が重要になっています。その中でも、コーチング資格の取得は、年齢を問わずに続けられるキャリアの選択肢として非常に有効です。コーチングは、コミュニケーション力や人を成長させるスキルを磨くものであり、業界や職種に関係なく活かせる一生もののスキルです。特に、経験や人生の知見が豊かになるほど、コーチとしての価値も高まり、年齢を重ねるごとに活躍の場が広がる点も魅力です。定年後も続けられる仕事として、副業や独立の道を選ぶことも可能であり、ライフステージに応じた柔軟な働き方を実現できます。また、コーチングはオンラインでも実施できるため、場所を問わず、大きな設備投資もなく実施できることも特徴です。また、コーチングはビジネスだけでなく、教育、子育て、医療、人間関係、健康、パートナーシップなど、さまざまな人生の課題に対応できる点でとても汎用性が高いものです。変化の激しい時代においても、普遍的に求められるコーチングスキルを身につけることで、長期的なキャリアを築き、自分の経験や力を他者や社会の役に立て、充実した人生を送ることができるでしょう。なお、コーチングについてはこちら記事をご覧ください。コーチングとは?効果や意味、メリット、学び方をプロコーチがくわしく解説5. コーチング資格取得のメリット1. プロコーチとしての信頼性の向上コーチングの認定資格を取得することで、プロフェッショナルコーチとしての信頼性を高めることができます。国際的に公式認定された資格を持つことで、コーチングの知識やスキルを体系的に学んだ証明となり、クライアントや企業に対して専門性の高さを示すことができます。また、資格取得は、一定の基準を満たしていることを証明するものでもあり、特にICF認定資格のような国際的に評価される資格は、プロフェッショナルとしての信用を強化する大きなアピールポイントとなります。そのため、クライアントからの信頼を得やすくなり、ビジネスの機会も広がるため、コーチとしてのキャリアを発展させる上で非常に有効です。これから、コーチングが一般的になるにつれて、正式なコーチ資格の有無は、重要な信頼の指標になっていくでしょう。2. 体系的にコーチングスキルを学ぶ経験にコーチング資格を取得する過程では、コーチングの理論から実践までを体系的に学びます。結果的に、コーチングの基本概念を理解し、実際のセッションで活かせるスキルを段階的に習得できます。例えば、相手の存在を受容するあり方、相手の話を深く聴き取る傾聴力や、本質的な気づきを促す質問の技術、適切な目標設定を支援する方法など、実践的なスキルを磨くことが可能です。また、コーチとしての資質には、自分自身をよく理解し、自分の思考の癖やジャッジを手放す力も含まれます。こうしたスキルは、単にコーチングの場面に限らず、ビジネスや日常のコミュニケーションにも利用できるため、コーチ資格取得は幅広い分野で、自分自身のより良い人生のためにも役立つ学習経験となります。3. 社内外で広がる活躍の場ICF認定資格を取得することで、個人のクライアントを受け持つだけでなく、企業組織のコーチング研修講師や社内人材育成の担当など、コーチングに関わる業務を新たに受ける機会が増える可能性もあります。また、転職に役立ったり、新たにプロコーチとして独立する道も開けるかもしれません。人生100年時代を見据えて、長期的に活躍できる進路を新たに開拓する意味合いとしてもコーチング資格は可能性を広げる選択肢です。社内での新しい役割、あるいは新しいキャリアで貢献できるという充実感や達成感は、今後の人生を豊かにし、自分自身のキャリア開発にも大きく寄与してくれるかもしれません。特に組織内でリーダーやマネージャー、経営陣など、責任ある立場に就く場合は、いかにして周りやメンバー、部下のモチベーションと生産性を向上させ、組織として成果を上げていくかが問われます。その場面では、コーチング的な関わりが大いに役立ちます。自分のキャリアアップだけでなく、組織全体の成長に貢献できれば、社内外での評価も高まり、自分も納得のいく人生の充実度につながるでしょう。4. 自己成長の機会に コーチング資格を取得する過程は、自己理解と自己成長を深める貴重な機会となります。学びの中で、自分の価値観や行動パターンに向き合い、気づきを得ることができます。コーチングのスキルはもちろん、コミュニケーション力や問題解決能力も磨かれることから、プロフェッショナルとしての質を高めるだけでなく、個人的な成長にも直結します。人の成長には、自分自身と向き合って理解し、自分の資質を活かす過程が欠かせません。人をサポートするためには、自分自身も大切にする必要があるからです。そのため、コーチング学習では、自己基盤を整える過程も重視します。こうした学びを続けることで、自己成長を実感し、人生をよりウェルビーイングに豊かにするための大きな一歩へとつながります。6. コーチング資格を選ぶ際のポイント前述の通り、コーチング資格は、日本ではまだ国家資格ではありませんが、民間資格として、多くの団体がコーチング資格を発行しています。ICF認定資格以外にも、例えば、大学などの教育機関が発行している資格、コーチングスクールやコーチング協会が発行している資格、オンラインの動画を受講することで得られる資格などがあります。どのような資格を選べばよいか迷われることもあるかもしれません。そのようなときは、下記のポイントが参考になるでしょう。1. 学習スタイルと求められる学習日数資格によって、どのような学習スタイルが求められて、どれくらいの日数が必要かどうかは大きく異なります。学習スタイルとしては、オンラインとリアル対面、あるいはハイブリッドが考えられるでしょう。また、開講スケジュールとして、平日の夜や週末の受講を望んでいるか、あるいは昼間の方が受講しやすいかなど、ご自身のライフスタイルにあった学習モデルを考えることが大切です。また、学習の日数に関しては、数日で完結するような資格もあれば、何ヶ月かをかけて学習を求められる場合もあります。学習スタイルと同様、確実に継続できるかどうか、どのような学習・資格を求めているかを見極めて、選ぶことが成功のカギです。2. 資格取得費用やスクール受講料について資格によって取得する資格費用は異なります。また、資格の前提となるプログラムの受講にあたって必要な価格ももちろん様々です。そのため、まずは、無料説明会やセミナーで、各資格の概要を把握し、資格取得が本当に自分のニーズに合っているか確認しましょう。本格的なコーチング学習プログラムや資格取得には有料のプログラムが中心で、受講料が何十万から何百万程度かかる場合もあります。費用対効果を考えつつ、投資に見合うかどうかを見極める必要があります。3. 資格の種類と将来のキャリアに合った活かし方コーチング資格を選ぶ際には、自分のキャリアの方向性を明確にすることが重要です。スキルアップを目的に資格を取得し、現在の仕事に活かしたいのか、仕事としてコーチングを始めたいのか、あるいは自分の既に持っている専門性にコーチングの力を加算して活動を充実させたいのか、その理由はさまざまです。自分のニーズや未来像によって、最適な資格は異なるかもしれません。将来のキャリアビジョンに合った資格を選ぶことで、学んだスキルを最大限に活かし、より充実したキャリアを築くことが可能になります。4. 認定団体の信頼性と実績コーチング資格を取得する際は、認定団体の信頼性や実績を確認することが重要です。実績のある団体が発行する資格であれば、業界内での認知度や評価も高く、資格取得後の活用の幅が広がります。特に、国際的に通用する資格を取得したい場合は、認定制度の厳格さやカリキュラムの質をチェックすることが必要です。コーチングは民間資格で、その定義も幅広いため、コーチングという名称を用いながらも、実際には適切なコーチング学習が提供されていない可能性もあります。その点で、ICF認定資格は、世界基準のトレーニングと試験を通じて高い専門性を保証しており、プロフェッショナルとしての信頼性を高めるうえで最適な選択肢といえます。ICFの資格はグローバルに認知されているため、キャリアの選択肢を広げるうえでも有利です。資格を選ぶ際は、ICF認定資格を検討することをおすすめします。7. ICF認定コーチング資格を取得できるスクールICF認定資格を取得するには、ICFが認定したスクールで学ぶ方法が有効です。ICFは高いコーチング水準を制定しており、その基準を満たしてないコーチングスクールは、ICF認定スクールとして認められません。また、一度認定スクールとして認められた後も、数年ごとにICFがカリキュラム内容なスクールの状況に関する審査が実施され、国際基準を満たす高い水準を維持しなければなりません。そのため、ICF認定スクールは高い水準のコーチング学習を提供しているものとして信頼できます。ICFの認定資格を取る場合は、ICF認定コーチングスクールでのコーチング学習を選ぶことがおすすめです。ICF認定資格を取得できるコーチングスクールはたくさんありますが、中でもラッセルウェルビーイングコーチングカレッジは、完全オンラインで学べるアカデミックなコーチングスクールです。また、単なるコーチングスキルだけでなく、ウェルビーイングを重視していることが大きな特徴で、心理学に根差したアプローチでウェルビーイングの総合的な学びを深め、ウェルビーイングのためのコーチングを身につけられるコーチングスクールです。少人数のクラスで、理論と実践のバランスを見極め、確実にコーチングスキルをアップするカリキュラムを構成しています。コアコンピテンシーに沿いながら、質の高いコーチングを身に着けたい方、自分と他者の関係性を高めたい方、アカデミックにしっかりとコーチングを学びたい方向けのスクールです。当カレッジのプログラムについて、詳しくはウェルビーイングコーチングプログラムについてのページをご覧ください。8. ICF認定コーチング資格:おすすめスクールラッセルウェルビーイングコーチングカレッジは、ICF認定のコーチングスクールであり、ウェルビーイングに焦点を当てた独自のプログラムを提供しています。このコーチングスクールでは、コーチングの基礎から応用までをアカデミックな観点から具体的かつ体系的に学ぶことができ、所定のプログラムを受講・修了することで、ICF認定資格の取得に必要な要件を満たすことができます。ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジのプログラムは、すべてオンラインでの受講で、イーラーニングとライブ講義のハイブリッド学習モデルを採用。忙しい方でも柔軟に学習を進めることができます。また、修了後は、無料で修了生のコミュニティに参加することが可能です。修了生の方は、自分やクライアント、周りの人のウェルビーイングに寄与したいという想いでこのスクールを選んだという方が多く、職業も、経営者、管理職・マネージャー、教職、医師、弁護士・裁判官、税理士、キャリアコンサルト、エンジニアなど多岐にわたります。普段接することのない職業や多彩な経験や専門性を持つ職種の人と、ウェルビーイングなつながりを持てることも人生の価値だというお声も多くいただきます。主な特徴- *オンライン完結型のカリキュラム*:効率的に、かつ確実に学習を進めたい方向け- *イーラーニングとリアル講義のハイブリッド学習型*:イーラーニングで事前動画とミニテストを実施してからリアル講義に参加することで学習効率を最大化。イーラーニングでライブ講義の動画を見放題。- *充実したサポート体制*:同期グループで直接講師に質問し放題。国際コーチング資格取得を目指す方はもちろん、コーチングスキルを日常生活やビジネスで活用したい方にも最適なプログラムが整っています。質の高いコーチングの専門性を高め、ICF認定資格の取得を目指す方は、ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジのプログラムを検討してみてはいかがでしょうか。プログラムの内容や、開講スケジュールについては、当カレッジの公式サイトをご覧ください。9. まとめ:コーチング資格取得を目指す方へコーチング資格を取得することは、あなた自身のスキルアップやキャリア形成において大きな投資になります。費用や学習時間など負担も少なくはありませんが、その分得られるメリットは計り知れません。コーチングのスキルは、人とのコミュニケーションだけでなく自己理解や目標設定にも大いに活かすことができます。2025年以降もオンライン化が進むことで、多種多様なスタイルのスクール・講座が登場し、より柔軟な学習が可能になっていくでしょう。これからコーチング資格取得を考えている方にとって、ご自身の目指す将来像に合った最適な資格を選び、コーチングの世界で活躍できるよう、この記事がお役に立てば幸いです。今こそ一歩踏み出して、コーチング資格の取得による新たな未来の可能性、ウェルビーイングな人生を切り開いてみてください。以上、国際コーチング連盟認定資格の取得に関わる要件や、流れ、ポイントなどをまとめてご紹介しました。ぜひ本記事を参考に、あなたにぴったりのコーチング資格を見つけて、プロフェッショナルコーチとしての道を歩んでいってください。著者プロフィール中原阿里:ICF国際コーチング連盟プロフェッショナルサーティファイドコーチ(PCC)、弁護士、公認心理師、上級心理カウンセラー、ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジ代表、CLARIS法律事務所代表弁護士、法務博士、ウェルビーイング経営アドバイザー。奈良女子大学英文科英語英文学科卒業、関西学院大学大学院司法研究科修了、米国イェール大学Science of Well-Being Course修了。弁護士として活動しつつ、2019年ウェルビーイングのためのアカデミックなコーチングスクール「ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジーRussell Well-being Coaching Collegeー」を設立。創立以来講師を務め多くのコーチを育成しながら、上場企業からNPO法人、大学、裁判所、弁護士会まで幅広い対象にコーチング研修を提供。現役の弁護士かつプロコーチとしても多数のクライアントを支援する。著書に「弁護士業務の視点が変わる!実践ケースでわかる依頼者との対話42例 コーチングの基本と対応スキル」(日本加除出版)など。最終更新日 2025年2月11日【出典】*1.2.4: Federation, I. C. (2024). Professional Coaches Membership and Credentialing Fact Sheet. Retrieved from https://coachingfederation.org/app/uploads/2023/02/February2023_FactSheet.pdf*3: Federation, I. C. (2022). 2022 ICF GLOBAL CONSUMER AWARENESS STUDY final report. Retrieved from https://coachingfederation.org/research/consumer-awareness-study*5: ICF Japan Charter Chapter. ICF資格取得者一覧 https://icfjapan.com/certification-holder*6.7.8: International Coaching Federation. Credentials and Standards. https://coachingfederation.org/credentials-and-standards*9: Coaching by web.「コーチング市場の動向に関するレポート(2021年版)」https://coaching-by-web.com/personal-coaching/market-trend-research/*10: リクルートマネジメントソリューションズ. 「2024年コーチング力向上施策に関する実態調査」 https://www.recruit-ms.co.jp/issue/column/0000001261/■関連記事・ICFコーチング資格の難易度比較|ACC・PCC・MCCの取得要件と実践のポイント・コーチングとは?効果や意味、メリット、学び方をプロコーチがくわしく解説・コーチングの効果的な勉強法は?学び方やおすすめのスクールの選び方について・コーチングを学ぶ最適の方法は?自分にあう学習法やスクールの選び方を紹介・ー2025年版ー【プロコーチが選ぶ】コーチングの学びにおすすめ本7冊と効果的な学び方とは・コーチング資格は必要?いらない?資格がいる人・いらない人の違いを徹底比較!■人気記事・【コーチングの質問とは?】質問の具体例をまとめた保存版リスト 避けるべきも紹介・【GROWモデルとは?】コーチングの質問の型とすぐに使える具体的な質問例もあわせて紹介・質問の価値を高めるコーチングスキル傾聴とは?NG例もあわせて徹底解説・【コーチングの承認とは?】人の成長を促すスキルを3つの効果と注意点をあわせて紹介・コーチングの学びに自己理解が大切な理由とは?重要性と方法を解説