オンラインコーチングスクールは、スクールによって雰囲気や特徴がまったく違うものです。カリキュラムの内容はもちろん、講師のスタイルやクラスの雰囲気、受講生同士の関係性など、学びの環境はスクールごとに大きく異なります。そのため、「自分に合ったスクールを選ぶこと」が、充実した学びにつながる重要なポイントになります。本記事では、ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジの講座の特徴や雰囲気を、実際の受講生の声とともにお伝えします。「どんな雰囲気で学べるの?」「どんな特徴があるの?」「どんな人が受講しているの?」そんな疑問を持っている方に、少しでもイメージをつかんでいただければ幸いです。1. ラッセルの講座はどんな雰囲気?ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジは、一言でいうと、「心理的安全性の高いウェルビーイングな学びの場」です。受講生が安心して学び、実践し、成長できる環境が整っています。心理的安全性の高さは、生産性にも大きく影響する要素ですが、コーチングの学びにおいても、最も重要な要素の一つです。安心できる場だからこそ、自分をさらけ出し、深い自己理解や他者との信頼関係が育まれます。ラッセルでは、そうした土台の上で実践力を築いていくことができます。2. なぜコーチングの学びに心理的安全性の高さが必要なのか(1) コーチングの学びは自己理解の過程そのものコーチングを学ぶことは、自分と向き合う自己理解の旅でもあります。また、講座では、自分だけで学んだり、ワークに取り組む時間もありますが、そのワークを他の受講生とワークを通してシェアする時間があります。心理的安全性が低いと、「これを言ったら、相手に否定されるのではないか」「こんなこと言うとジャッジされるのではないか」という想いが出てきて、十分に自己開示ができず、学びが不十分になってしまうこともあります。自分が考えていることや思っていることを、自由に、話し合える場が、自己理解のためには不可欠なのです。受講生の声・バディセッションで、自分がやめたいことについて率直に話すことができた。話しやすい内容ではなかったが、一切躊躇することなく話ができたのは、講座の雰囲気が何を言っても大丈夫、否定されることはないという心理的安全性が高かったからだと思う。(40代 女性)・自分自身の些細だけど大切な悩み(友達にもわざわざ相談するような話ではない)について、これほど普通にオープンに言える環境はとても貴重で、毎回終わった後に幸せな気持ちになります。ウェルビーイングとはこうして人と人に伝染して繋がっていくと思えることがとても幸せです。(40代 女性)(2) 思い切り実践できるコーチングの学びにおいて、理論を学ぶことも重要ですが、それだけでは不十分です。コーチングは「実践してこそ身につく」スキルだからです。しかし、心理的安全性の低い環境では、「失敗したらどうしよう」と不安になり、思い切って実践できません。安心できる場だからこそ、試行錯誤しながら挑戦できて、結果的に、スキルが伸びるのです。 ラッセルでは、丁寧なフィードバックを大切にし、受講生が安心して学べる環境を整えています。その結果、実践を重ねることでコーチングスキルが確実に向上し、自信を持って活用できるようになります。(3) わいてきた疑問を自由に質問できるラッセルでの学びは、コーチングの理論はもちろん、心理学、組織論など、インプットする内容が非常に充実しています。だからこそ、学んでいく中で「これはどういう意味だろう?」「自分の理解は合っているのかな?」と、疑問が自然にわいてくることも多くあります。そんな時に大切なのは、「安心して質問できる環境」があることです。ラッセルでは、どんな疑問も、否定されたり、ジャッジされることなく、自由に質問することができます。わいてきた疑問を自由に質問できることは、単に疑問を解消するだけでなく、自分なりの理解を深め、学びを“自分のもの”にしていく大切なステップです。心理的安全性のある場だからこそ、「わからないことをわからないままにしない」ことが可能なのです。受講生の声・何かしらの発言をする時、どうしても否定されたらとか間違えたことを言ってしまったらと、考えてしまうのですが、ありさん(当カレッジ代表)は否定や間違いを正すような言葉や態度は口にされなかったと思います。その事が講座に対する安心感につながっていたと思います。(30代 女性 エンジニア)3. 高い心理的安全性とウェルビーイングな場を支える要素そんな心理的安全性の高いウェルビーイングの場を支えている要素は主に以下の3つです。(1) 少人数制による受講生と講師のつながりラッセルの特徴のひとつが、少人数制のクラスであることです。この「少ないからこそ」の学びの場には、他では得がたい深さとあたたかさがあります。人数が限られているからこそ、講師との距離が近く、一人ひとりに丁寧なフィードバックをすることができます。自分の強みや課題に気づけるだけでなく、「どこを伸ばしていけばいいか」を具体的に知ることができるのは、少人数制ならではのメリットです。また、学びのシェアの時間をしっかり取れるのも大きな特長です。自分の気づきを言葉にすることで理解が深まり、他の受講生の体験からも多くを学ぶことができます。それぞれの声が丁寧に扱われるこの空間には、安心感と信頼感が育まれています。「ひとりでは気づけなかった学びがある」——そんな実感を得られる、深くて濃い時間が、ラッセルのクラスにはあります。受講生の声・自分への理解が深まったとともに、参加メンバーへの理解もかなり深まってきた感覚があります。「自分が自己理解を深めることができた」という瞬間に参加メンバーひとりひとりが立ち会ってくださっていることの嬉しさがあり、その逆もまたあると思います。(30代 男性 NPO団体職員)(2) 褒める環境ラッセルでは、褒める文化や丁寧なフィードバックを大切にし、受講生が安心して学べる環境を整えています。その結果、実践を重ねることでコーチングスキルが確実に向上し、自信を持って活用できるようになります。受講生の声・ついに講義としては最後でとても寂しい気持ちがあります。友達にも気軽に話さないような自分の悩みが自然に話せてしまう、この心理的安全性の高さに驚いています。ありさん(当カレッジ代表)やサポーターさんが必ず良いところを褒めてくださること、実は最初はとてもびっくりしました。(まずは課題とか改善点にフォーカスするような講座も経験したことがあったので)でも、この講座の雰囲気を創り出している源はこれに尽きると思います。色々と気になる点はあっても良いところを認める、伝える、褒める。結果的にそのほうが人は伸びるように思います。これは人間関係においても基本的なことだと思いますが、なかなか出来ません。そういう点も含めて毎回学びが深いです。(40代 女性 マネージャー)(3) サポーターの存在ラッセルの講義では、講師だけでなく、必ず学びをサポートするスタッフ(サポーターさん)が全ての講座に参加しています。サポーターさんは全員、当カレッジの卒業生であり、zoom操作や、ワークの支援など、講座が円滑に進むよう、さまざまな面でサポートしてくれます。受講生の声いつも大きな学びの機会を提供いただきありがとうございます。学ぶことの楽しさや奥深さを垣間見せていただき、刺激的な時間を楽しませていただいております。ありさんをはじめ、サポーターの方々にも感謝しかありません。(40代 男性 会社員)4. ラッセルの学びはどんな人におすすめ?ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジは、ICF認定スクールの中で、日本で唯一ウェルビーイングを冠したコーチングプログラムを提供しています。単にスキルの取得だけでなく、自分と他者を尊重・信頼し、真の対人支援によるウェルビーイングを目指したい方におすすめです。自分自身を深く理解したい人コーチングの学びを通じて、自分の価値観や思考のクセに気づき、自己理解を深めたい方にぴったりです。ウェルビーイングに根差したコーチングを学びたい人自分にとってのウェルビーイングを考えたり、ウェルビーイングな社会のためにスキルを身に着けたい方に特におすすめです。コーチングを本格的に学びたい方単なる小手先のスキルではなく、理論に根差したアカデミックな学びをしたい方におすすめです。5. まとめラッセルウェルビーイングコーチングカレッジの講座は、心理的安全性の高いウェルビーイングな学びの場として、多くの受講生から支持されています。少人数制による深いつながり、そしてサポーターによる丁寧な支援など、安心して学び・実践できる環境が整っていることが、その特徴です。「自分自身と向き合いたい」「誰かの力になれるスキルを身につけたい」「ウェルビーイングのためのコーチングを学びたい」——そんな思いを持つ方に、ラッセルの学びはきっとマッチするはずです。監修者プロフィール中原阿里:ICF国際コーチング連盟プロフェッショナルサーティファイドコーチ(PCC)、弁護士、公認心理師、上級心理カウンセラー、ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジ代表、CLARIS法律事務所代表弁護士、法務博士。奈良女子大学英文科英語英文学科卒業、関西学院大学大学院司法研究科修了、米国イェール大学Science of Well-Being Course修了。弁護士として活動しつつ、2019年ウェルビーイングのためのアカデミックなコーチングスクール「ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジ」を設立。創立以来講師を務め多くのコーチを育成しながら、上場企業からNPO法人、大学、裁判所まで幅広い対象にコーチング研修を提供。現役の弁護士かつプロコーチとしても多数のクライアントを支援する。著書に「弁護士業務の視点が変わる!実践ケースでわかる依頼者との対話42例 コーチングの基本と対応スキル」(日本加除出版)など。最終更新 2025年4月11日■関連記事・コーチングとは?効果や意味、メリット、学び方をプロコーチがくわしく解説・コーチングの学びに自己理解が大切な理由とは?重要性と方法を解説・【コーチングの質問とは?】質問の具体例をまとめた保存版リスト|避けるべき例も紹介■人気記事・【GROWモデルとは?】コーチングの質問の型とすぐに使える具体的な質問例もあわせて紹介・ICFコーチング資格の難易度比較|ACC・PCC・MCCの取得要件と実践のポイント・ウェルビーイングコーチングとは:意味や資格について徹底解説