「コーチングってどんな人が習ってるんですか?」よく聞かれる質問です。スクールによっても異なると思いますが,当スクールでは今のところ圧倒的に専門職と経営・管理層の方が多いです。具体的にはお医者さん・弁護士・コンサルタント・経営者・管理責任者・人事担当者といった顔ぶれ,みなさま,日々超多忙な時間をお過ごしです。東京は都内の方,大阪は関西の方が多いのですが,長野・岐阜・名古屋といった遠方からもお越しいただいており(いずれも経営者さん!)その学び&成長意欲とエネルギーには半端ないものがあります。「配慮が深く・アサーティブ」とにかく配慮が深く,また,自分を理解したいという思いが感じられます。コーチングは一種の対人援助職であり,その傾向がよく表れているように感じますし,自己理解は他者受容の一端としても機能しています。もう一つの特徴は,率直に思いを語るアサーティブな方が多い。ワークを通じて相互交流がありますが,それ以外でも,感想や意見を率直に口にしていただくことでお互いの学びが一層深まります(講師も,実はそこから学ぶところが大いにあります!)。そして,この二つが心理的安全性の重要な基盤になっています。「ラッセルCCの思うチーム形成のコア」お互いをジャッジしない・無理な忖度をしない・率直な感情を共感的に伝える・自分と他者をともに受容し,尊重する・そして「自分と他者のすべての歴史に敬意を持つ」。このマインドは,私が思うチーム形成のための重要なコアであります。スクールでも,毎回の講座の場の形成がこのマインドに根差し,お互いに高め合う,成長支援的な関り=コーチングコミュニケーションが実践される場であるようにと思っています。実際,お互いの目標達成の支援をし合ったり,報告して喜び合う場面も多く,こういったポジティブなエネルギー循環は,カレッジのハードウエアや講師の個性だけでは決して完結し得ないもの。参加者の方々の洗練された個々のリーダーシップと鷹揚さのたまものです!ちなみに,私自身は,講座内で目標を設定する機会を持っていないのですが,次回からは,私もワークからの設定を実践して,参加者の方と進捗を報告し合ったりしたいな(一緒にやりたい!)と思っています。