ウェルビーイングコーチングプログラムでは、自己理解も重要な基盤と考えています。そのウェルビーイングコーチングのための手法として、交流分析の一つであるエゴグラムの解説と、ストロークに関する講義でした。エゴグラムはコミュニケーションのタイプがわかるもので、ウェルビーイングコーチングにつながる自己理解を深めるツールの一つです。自分のエゴグラム分類と、他の方の分類をあわせて知ることで、多角的な理解につながり、それはウェルビーイングの原点である互いの違いを知り、包含していく思考の基礎ともなります。一方、ストローク理論は、交流分析による人の言動の種類の分類を学んだ上で、会話例をもとに、ストローク分類を行って、ウェルビーイングコーチングの原点となるコミュニケーションへの理解を深めます。エゴグラムも、ストローク理論も、当カレッジのテーマ、ウェルビーイングをつなぐのために、互いの良き状態を共に理解していく観点から、ベーシッククラスに導入しているものです。受講生の方から以下のようなお声をいただいています。・異なった考え方や感覚を持った人を抵抗なく受け入れられ、また自分の意見も率直に言えるようになったような気がする。ウェルビーイングとは違いを大事にすることだという意味がよくわかった。・受講前は、無意識にディスカウントの反応をしていることも多かったが、受講後は、自身の言動がストロークなのかディスカウントなのかを意識するようになった。同時に相手の反応がどちらなのかも気にするようになった。・エゴグラムの結果が、普段の自分の行動、言動の特徴がそのまま表れており、非常に面白かった。それが、互いのウェルビーイングな関わりに関連することも大きな気付きだった。・自分を知ることで、自分の癖に気づき、調整していく力が得られる、そして対人関係も変えていくことができるのだなと、コーチングを学ぶ意義を改めて理解できた。メンバーの方々の結果を見れたことも、「コーチングを学ぶ」という同じ興味を持った人の集まりでもこんなに違いがあることが分かり、人は皆違うということを改めて認識し、それぞれにリスペクトを感じた。ウェルビーイングが高まるのをリアルに体感した。・ストレングスとは違い、交流分析であるエゴグラムは、オリンピックの輪の様に容易に変えられ、シチュエーションによっては強く発動する自我状態も異なる事が分かりました。ウェルビーイングを高めるとてもいい手法ですね。受講生の皆様、お疲れさまでした! ウェルビーイングコーチングのためのさまざまな取組を熱心に学んでくださる生徒さんに、当カレッジも心からリスペクトを感じます。まさにスクールから、ウェルビーイングコーチングの輪が広がっています!