アドバンスクラスのDay1では、コーチングセッションを行う前の事前契約、心構え、具体的な準備など、実践に必要なスキルを学びます。実際のセッションをスムーズに進めるための実践的なカリキュラムです。Day2では、認知行動療法を取り上げます。これは、認知や行動に働きかけ、それらを柔軟にするアプローチです。心理療法の基本ともいわれる手法で、コーチングにおいても、クライアントが自身の思考や固定観念に縛られている際に有効です。当コーチングスクールの講師は公認心理師でもあり、心理学に基づいたアカデミックなカリキュラムを提供しています。受講生さんからのお声・受講前は、証拠もないのにネガティブな結論を決めつける癖があったが、受講後は物事を逆の視点からも考えられるようになった。認知を対照しながら検討することを、常に意識するきっかけになった。・コーチングはクライアントの認知と行動のそれぞれにアプローチしていくものとも言える、という言葉がとても印象に残っており、講座を通してまさにそうだと確信しました。また、別の行動に置き換える、認知に対して反論を考えるという思考はとても新鮮でした。反論が出てこないものもあり、自分自身の中に強く根付いている思考があることに驚きました。・DAY1のクライアントとの関わり方の確認の部分がコアコンピテンシーに基づいていることを知り、コアコンピテンシーの凄さ(綿密さ)を感じます。クライアントとの関わり方を毎回確認するという発想も必要性も感じたことがなかったのですが、意味を理解するとその重要性に気がつきました。どんな絵をどんな風に描くかまでクライアントが決める、言われてみればその通りで、深い言葉だと思いました。・バディセッションで、自分自身がやめたいことについて率直に話すことができた。話しやすい内容ではなかったが、一切躊躇することなく話ができたのは、講座の雰囲気が何を言っても大丈夫、否定されることはないという心理的安全性が高かったからだと思う。・受講前はそもそも認知行動療法という名前をしらなかったが、受講後は理解し、コーチングのエッセンスに取り入れたいと考えるようになった。また、自身のコーチとしての独自性、強みが何なのか考えるきっかけを得ることができた。・自分の思考回路を改めて客観的に分析することができた。受講生のみなさん、お疲れ様でした!