アドバンスクラスday5/6は、ブリーフセラピーについて扱います。ブリーフセラピーは、短期間で効果を実感しやすい心理療法の一つであり、ウェルビーイングコーチングの手法を広げるのに役立ちます。特に、コーチングセッションで活用しやすい「スケーリングクエスチョン」や「ミラクルクエスチョン」に焦点を当てて学びます。基礎となるコーチングの型を身につけた上で、アドバンスクラスでさらに応用的な枠組みを習得することで、クライアントへの問いかけの幅を格段に広げることができます。受講生の皆様からのお声・無意識に問題志向になりがちだったが、解決志向で多くの気づきや学びが得られることを始めて知ることができた。解決した状態に目を向けることで、すでにクライアントの中にある素材を出してきて、それを使って解決を構築することができるので、さっそく実践してみようと思う。遊び心が感じられる質問や課題の提示があり、新たな広がりや楽しみも感じられた。・また一つ、クライアントを内省の旅へと導く素晴らしいツールを得ることができた。・ミラクルクエスチョンで解決のイメージを具体的に映像化した後、スケーリングクエスチョンで現状を分析することで生まれる自己肯定のプロセスが印象的だった。・どれもコーチングスキルとしてすぐに使える実践的なものばかりでしたが、特に問題志向と解決志向のパートが印象に残っています。なんで?という問いは、私は仕事でも、日常生活でもよく使いがちですが、これは相手を追い詰めるような問いにもなり得ることがわかりましたし、問題志向で対峙していると相手は前向きな気持ちにはなれないと感じました。一方で問題志向とコーピングクエスチョンを組み合わせることで不思議と相手を肯定している問いに変化し、解決の糸口が見つかりそうな要素が引き出せることも学びました。・スケーリングクエスチョンで、プラス1点の時に何が起きているか?と聞くことで、自分が望んでいる状態に到達するためには、小さなことを1つずつ積み上げていくという思考に自然となっていることを体感。この1点が絶妙で、5点でも3点でもなく2点でもなく1点、1点と問われるとできそうな事から考えるので解決の道が描きやすく、とても有効な問いだと感じました。・自分自身の些細だけど大切な悩みについて、これほど普通にオープンに言える環境は私にとても貴重で、毎回終わった後に幸せな気持ちになる。ウェルビーイングってこうして人と人に伝染して繋がっていくんだなと思えることがとても幸せだと感じる。・問題志向と解決志向の違いを知って、まずは子供に対して、なんで?なんで?をやめてみようと思う。これだけでも関係性が良くなるような気がする。・受講前は漠然と「そもそも何のためにやるのか?」と「どうすれば解決できるのか?」を気にしがちだったが、受講後は「解決したらどうなるのか?」「その結果、何を得られるのだろうか?」というより踏み込んだ未来を考えられるようになった。・SFAというものすごく具体的で実践的な質問を体験することで自分のコーチングをブラッシュアップできた気がしました。受講生の皆様、お疲れ様でした!